1997-01-24 ArtNo.9153
◆<馬>SNI、MSCのスマート・カード事業に照準
【クアラルンプル】シーメメンス・ニックスドルフ・インフォメーション・システムズ・マレーシア(SNI)Sdn Bhdは、マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)プロジェクト、中でもマルチパーパス・スマート・カードの開発に積極的に参画する計画だ。
SNIのRolf Mugrauer重役(MD)が21日の業績発表会の席で語ったところによれば、同社は既にラジャ・イドリス・ラジャ・カマルディン氏を同プロジェクトの取締役に指名している。同社はチップやプロセッサーの製造に関わるノーハウを備えており、インターナショナル・スタンダード・カミティーのメンバーも務めている。
一方、SNI(M)の95/96年度受注額は94/95年度の2830万Mドルから7540万Mドルに166%、売上は4920万Mドルから7320万Mドルに48%、純益は157万6000Mドルから447万90000Mドルに184%、それぞれ拡大した。1994年にはPC市場に同社の名を見出すことはできなかったが、現在はトップ10にランクされている。今年は上位5位入りを目指すと言う。(コンピュータイムズ:1/23)
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