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1997-01-23 ArtNo.9137
◆＜星＞仏広告代理店Ｐｕｂｌｉｃｉｓ、地元企業権益買収
【シンガポール】フランスの上場広告代理店Publicis S.A.は21日、アジア市場開拓を目指し、シンガポール企業Eureka Advertisingの60％の権益を買収したと発表した。
PublicisのMaurice Levy会長が21日の関係契約調印式後語ったところによると、同社は2億5000万米ドルの事業拡張計画の下、1998年6月までにアジアにおける業務ネットワークを構築する計画で、ユーレカ権益の買収もその一環。
イバン・チョン氏により1978年に設立されたユーレカの現在のスタッフは70人、昨年の営業額は2000万Ｓドルだったが、新体制の下、今年は3000万Ｓドルを見込んでいる。Publicisの資本参加にともない、社名はPublicis-Eurekaに変更されたが、イバン氏が最高経営者(CEO)を務め、他の経営陣も現状が維持される。ニューヨーク・タイムズが21日報じたところによれば、Publicisはマニラでも地元企業ベーシック・アドバタイジングの支配権益を買収しており、この他メキシコ、ブラジル、カナダでも同様の現地広告代理店の買収を行っている。ニューヨークとダラスにオフィスを構えるPublicisの昨年の営業額は41億米ドルで、今年は7～8％が成長が見込まれている。(ST,BT,LZ:1/22)
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