1997-01-23 ArtNo.9133
◆<星>経済開発局、国際化戦略の重点をシフト
【シンガポール】経済開発局(EDB)はリージョナライゼーション・プログラムの次のステップとして資源と個々の企業の能力アップを重視した政策を展開する。
EDB国際ビジネス開発部のチュア・テイクヒム部長が21日明らかにしたところよれば、こうした政策には、1)フラッグシップ事業としての海外インダストリアル・パークの開発継続、2)域内連帯を通じた地元製造能力の強化、3)実質的計画を有し、地域事業の拡張を準備している地元企業に対する全面的支援(資金/人材等)提供、4)多国籍企業のリージョナル化の需要に応じられる体制の強化、5)地域業務に関わる人材の養成、が挙げられる。最近の調査によれば、懸念されたリージョナライゼーションに伴う国内産業の空洞化現象は生じておらず、逆に地元企業の競争力が強化されただけでなく、国内に地域業務の管理や訓練等の新たな業務が成長しつつあると言う。(LZ,ST,BT:1/22)
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