1997-01-21 ArtNo.9111
◆<馬>コンピューター・システムズ・アドバイザー、二部上場
【クアラルンプル】コンピューター・システムズ・アドバイザー(M)Bhd(CSAM)はクアラルンプル証取(KLSE)二部上場を認められた。
アラブ・マレーシア・マーチャント・バンクBhdが先週発表したところによれば、額面1Mドルの598万株を1株2.80Mドルで公募する。証券委員会は900万株の優先株を同数のCSAM株に転換すること、また特別配当株1519万株の発行を認めた。CSAMはCSAホールディングズに対する283万5000Mドルの債務を額面1Mドルの新株283万株で支払う。この他CSAMは上場準備の一環として588万株の株主割当を発行する。証券委員会はCSAM株360万株を購入するエリート・ビスタSdn Bhdのコール・オプションも認めている。多国籍企業や中小企業に総合的ソルーションを提供するマレーシアの指導的システム統合会社として知られるCSAMは1971年に創設されて以来、全国に22オフィスを展開、500人を雇用、マレーシアの情報技術(IT)会社として初めてMS ISO9001の認定も受けている。
株主割当/公募により調達される2399万Mドルの内、530万4000MドルはCSAホルディングズに対する負債の支払いに、683万Mドルは銀行借り入れの返済に、1000万Mドルは不動産の買収に、75万Mドルは研究開発(R&D)に、120万Mドルは上場準備に、それぞれ充当される。(NST,STAR:1/18)
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