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1997-01-21 ArtNo.9103
◆<星>ゴンドビントロ氏、EMLを地域事業の旗艦に
【シンガポール】インドネシアの華人ビジネスマンJoseph Gondobintoro(Gouw Boen Tjon)氏はエレクトロ・マグネチック(1992)Ltd(EML)の買収完了後、域内事業を注入し、グループの国際ビジネスの旗艦にする計画だ。
シンガポール永住権も有するゴンドビントロ氏は、昨年10月以来管財人の管理下に置かれているセスダック登録のビデオ・テープ会社EMLに1億6500万Sドル相当のシンガポール、インドネシア、カメルーン、象牙海岸における農業、不動産、製造ビジネスを注入後、GMG(ゴンドビントロ・マーカンタイル・グループ)ホールディングズと命名される予定の新会社に再編、改めて米ドル建てでセスダックへの再登録を果たす計画だ。同氏は、EMLの株主には、EML株1株を16.8Sセントとして、任意公開買い付けを提案、一定比率のGMG株で支払う。EMLの社債所有者を含む債権者に対しては現金/GMG株/利子付き5年間償還計画の3本建てで返済する。GMGのセスダック登録は任意公開買い付け以前に申請する。ゴンドビントロ氏の貿易会社Panwell(Pte)Ltdは先週土曜、EMLの管財会社プライス・ウォーター・ハウスと関係契約に調印するとともに、800万Sドルのスタンド・バイ・クレジットを発行した。同契約が実行されなかった場合、EMLは800万Sドルを引き出すことができる。ゴンドビントロ氏はこれ以前に300万Sドルの保証金も積んでいる。ゴンドビントロ氏は新会社がセスダック登録後、当初3年間に毎年少なくとも1500万Sドルの純益を計上することを保証している。同氏によれば注入されるビジネスの中で最も高収益を期待できるのはゴム農園と言う。(ST,BT:1/20)
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