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1997-01-18 ArtNo.9079
◆＜馬＞サトゥラス、ＵＣＩのＭ＄８億セメント工場買収
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)一部上場のサトゥラス・リソーシズ(M)Bhdは16日、ユナイテッド・ケミカル・インダストリーズBhd(UCI)及び後者の子会社ホンキュー・ホールディングズ(M)Sdn Bhdからセメント工場と土地2区画を8億Ｍドルで買収する契約を結んだ。
サトゥラスはＵＣＩに対して自社新株3億2000万株を1株2.50Ｍドルで発行、支払いに当てる。これによりＵＣＩはサトゥラスの増資後の41.3％の権益を握ることになる。
クランタン州グアムサンの40万4690平米の土地には年産80万トンのセメント工場が建設中で、同州ガラスの257.37ｈａの土地には、約20億トンの石灰岩が存在すると見込まれている。ＫＬＳＥ二部上場のＵＣＩは4ヶ月前に、上記のセメント工場を所有し、またガラスの石灰岩採掘場の50年間の経営権を有するホンキューの全発行株式(1900万株)を現金4億5000万Ｍドルで買収した。後者はセメント製造の他、クランタン州における港湾開発や不動産開発の権益も有する。
これによりＵＣＩは資金調達の選択肢を拡大でき、サトゥラスは傘下のセメント・ビジネスを一層拡張できる。サトゥラスは、中国に2つのセメント工場を有するＷＴＣインベストメンツLtd買収の認可を待っていると言う。(NST,MBT,STAR,ST,LZ:1/17,SEAnews95/8/14,96/9/18参照)
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