1997-01-18 ArtNo.9076
◆<星>ン氏、HDB宅地2区画に一番札
【シンガポール】住宅開発局(HDB)が昨年末に募集したアレクサンドラ・ロード(18.850495万平方フィート/プロット・レシオ2.8倍)とチョアチュカン・ノース7(24.593789万平方フィート/同上3倍)のコンドミニアム用地、ウェスト・コースト・ロードの土地付き住宅用地(13.412681万平方フィート/-)及びウッドグローブ・ドライブの土地付き住宅または低層コンドミニアム用地(29.054457万平方フィート/同上1.4倍)の入札で、当地不動産業界の実力者、ン・テンフォン氏がコンドミニアム用地2区画にアナリストらの予想を上回る一番札を入れた。
ン氏は未上場企業ゴールデン・デベロプメント社を通じレッド・ヒル地下鉄駅に隣接したアレクサンドラ・ロードの区画に2億4870万Sドル、傘下上場企業オーチャード・パレード/ヨウヒャップセンを通じユーテー地下鉄駅近くのチョアシュカン・ノース7の区画に1億8900万Sドルの一番札を入れた。最大床面積を基準とした1平方フィート当たりの土地コストは各471Sドルと256Sドルとなり、いずれもアナリストの予想落札価格を18%ほど上回った。また両区画とも二番札はアナリストの予想に近いものだった。
ウッドランズの区画にはストレーツ・コンストラクションCoが6130万Sドルの一番札を入れたが、同上単位面積価格は151Sドルと予想された落札価格180Sドルを下回った。しかしクレメンティの区画にはチュアン・ハップ・ホールディングズ子会社のチュアン・ハップ・リアルティー/ヘン・ホールディングズのチームがアナリストの予想にほぼ等しい単位面積当たり120Sドル、総額1605万Sドルの最高値を付けた。
いずれも99年地権付きのこれら区画には、それぞれ5~11件の比較的旺盛な入札があり、アレクサンドラ区画の人気が最も高かった。(ST,BT,LZ:1/19,SEAnews:96/11/30参照)
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