1997-01-17 ArtNo.9072
◆<越>外資撤退すれば製油所を独自建設:ペトロベトナム
【ハノイ】ベトナムは14億米ドルの石油精製事業から外国パートナーが撤退すれば、独力で製油所を建設する。
国営ペトロベトナムのHo Si Thoang会長は15日以上の考えを語ったが、外国パートナーの撤退の意思は耳にしていないと言う。
同プロジェクトには韓国のLGグループが27%、米国コノコとマレーシアのペトロナスが合計30%、ペトロベトナムが30%を出資、残りの13%を台湾のチャイナ・ペトローリアム・コープ、中国のチャイナ・インベストメント・アンド・デベロプメント・コープ、米国のストーン&ウェブスター・インクがシェアすることになっている。これらパートナー各社のスポークスマンは一様にプロジェクトを成功させることが主要な関心事とするとともに、インフラが未整備で、原油の生産基地や製品の消費地からも離れたドゥン・クアットに製油所を建設することから、政府の奨励措置が鍵になると指摘した。関係奨励措置には免税優待と製品を国内市場で販売する権利が含まれると言う。(BT:1/16)
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