1997-01-17 ArtNo.9069
◆<馬>KPB、全国陸送網の再編目指す
【クアラルンプル】コンソーシアム・プルカパランBhd(KPB)は全国にディストリビューション・センターを展開するとともに、既存の陸送会社をリンクしたネットワークの構築を目指している。
KPBのミズラン・マハティール会長が15日明らかにしたところによれば、国内陸送業界には組織性がなく、各業者は孤立的なサービスを提供している。この結果貨物の輸送は片道のみと言った非効率な操業を強いられている。KPBはこのため全国的なディストリビューション・ネットワークを構築、既存の運送会社に積み荷を安定供給し、スムースな支払いを保証する他、低廉なタイヤ、燃料、メンテナンス・サービスを提供する。
目下傘下のトラック40台を用い、シャー・アラム地区でパイロット・プロジェクトが進められており、同プロジェクトでは、顧客をプールし、20~30キロ間隔で貨物の中継点が設けられる。この種のロケーションとしては、スラゴール州のシャー・アラム乃至はクラン、スブラン・プライ、ジョホール・バル、パシル・グダン、バトゥ・パハ、クアンタン、イポー、パリ・ブンタル、アロル・スタル、スガイ・プタニ(クダ)、アイル・クロル(マラッカ)、クアラ・トレンガヌ、コタバルが検討されている。
再編計画の対象にはディプルダナ・コーポレーションBhd、ディプルダナ・コンテナSdn Bhd、PNSL Bhd、パシフィック・ベースン・バルク・シッピングLtdが含まれる。必要な経験は合弁や買収を通じて手に入れられると言う。(NST,STAR,ST,BT:1/16)
|
|