1997-01-14 ArtNo.9019
◆<星>昨年初9ヶ月の域内PCソフト販売22%アップ
【シンガポール】パーソナル・コンピューター(PC)用アプリケーション・ソフトウェアのアジア大平洋地域における昨年初9ヶ月の売上は、年率22%の成長を遂げ10億米ドルを突破した。
ソフトウェア出版業者協会(SPA)が先週末発表したところによると、昨年第3四半期のアプリケーション・ソフト売上は15%増加し、3億1900万米ドルを記録した。ウィンドウズ用16/32ビット・アプリケーションの売上が同期に2億9000万をマーク、また年初9ヶ月にも36%増の9億3200万米ドルを記録した。これに反して第3四半期のDOS/マッキントッシュ用アプリケーションの売上は各77%と13%ダウン、年初9ヶ月についてもDOS用は64%減の2000万米ドル、マッキントッシュ用は21%減の8000万米ドルにとどまった。
一方、電子メール関連製品の第3四半期の出荷量は169%、出荷額は74%、それぞれアップ、2100万米ドルに達した。
年初9ヶ月の日本向け売上は32%増の7億2700万米ドルとアジア大平洋地域売上の4分の3近くを占めた。またマレーシア(17%増)、タイ、インド、パキスタン(74%増)における売上の伸びも顕著だった。(BT:1/13)
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