1997-01-10 ArtNo.8976
◆<馬>モジュラー、仏ブルと多目的スマートカード開発
【クアラルンプル】地元情報技術(IT)会社モジュラー・コーポレーション(M)Sdn Bhdはフランスのブル・システムズ・インフォメーションと共同で多目的スマートカード“ID-MAS”を開発した。
モジュラー・コープのアブドゥル・ワヒド・アブ重役(MD)及びブル・インフォメーション・システムズ(M)Sdn BhdのRichard Cusson重役(GM)によると、ブルのスマートカード技術を応用してマレーシアで開発されたID-MASは医療・保健、出入国手続き、支払い、銀行取引、セキュリティー、情報交換等、1枚のカードで様々な用途に利用できる。同プラスチック・カードには磁気ストリップに替えてマイクロチップが埋め込まれており、ほとんど全ての電子データ処理機器に使用できると言う。
1987年に法人登録されたモジュラーは、主にスマートカードのインターフェースやアプリケーションの開発、スマートカード関連ソルーションのコンサルタント、スマートカード関連の訓練サービスを手がけ、ブル子会社ブルCP8のスマートカード関連製品のマレーシアとブルネイにおけるディストリビューターを務めている。
一方、ブルは今年上半期中に東南アジア地域本部をシンガポールからマレーシアに移転する計画と言う。(MBT:1/8,NST:1/9)
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