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1997-01-08 ArtNo.8949
◆＜印尼＞新年度予算、経済過熱抑制、インフレ・チェック
【ジャカルタ】スハルト大統領が6日国会に上程したインドネシアの新年度予算案は経常収支赤字とインフレ抑制を重視したもので、財政支出の伸びをカット、国内総生産(GDP)の目標成長率も過去4年来最低の7.1％に設定されている。
政府収入に関しては石油／ガス収入から非石油／ガス収入、取り分け所得税と付加価値税収入へのシフトが一層顕著となり、政府収入の石油／ガス収入への依存は1984／85年当時の65％から17％に縮小した。とは言え石油／ガス収入も前年比5.3％増の14兆8700億ルピアが見込まれている。非石油／ガスの予想収入は14.2％増の73兆1900億ルピア。経常収支赤字は現行年度の88億2300万米ドルから97億8900万米ドルに拡大、インフレ率は6.47％から6％に下降、外貨準備は200億米ドルと見込まれている。(ST,BT,LZ:1/7)
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