1997-01-07 ArtNo.8936
◆<泰>NPC、4機関と共同でバイオプラスチック製造計画
【バンコク】ナショナル・ペトロケミカル(NPC)は工業省工業経済事務所、科学技術環境省傘下の全国科学技術開発局(NSTDA)、カセサート大学、タイ・タピオカ開発研究所基金と共同でバイオプラスチックの製造事業に乗り出す。
これは米国ミシガン州立大学のラマニ・ナラヤン化学/生物化学教授のコンサルタントを受けた後決定されたもので、NPCと他の4機関は来月ナラヤン教授のバイオプラスチック・カンパニーと、12ヶ月間の協力覚書に調印する。NPC筋によると先ずグリーンプラスチックの主成分となるトウモロコシ澱粉に替えて、タピオカ澱粉の使用可能性が研究される。順調なら8-10ヶ月後にタピオカを原料としたプラスチックバッグが製造され、当初はゴミ収集用にバンコク市当局に供給される。もしプロジェクトの潜在性が確認されれば、NPCと4機関は合弁会社を設立して事業を進めると言う。(BD:1/4)
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