1997-01-07 ArtNo.8927
◆<星>経済開発局、業界と協力し化学/IT労働者育成
【シンガポール】経済開発局(EDB)は今年、業界と共同で中卒レベルの化学/情報技術(IT)労働者を育成する訓練計画を推進する。
EDB経済資源開発部のゴー・エンギー部長が先月末に催された記者会の席上語ったところによると、EDBは今年半ばにシンガポール・ポリテクニック(高専)及び企業グループと共同でNTC(ナショナル・トレード・サティフィケート)2レベルの化学労働者を育成する2年制コースを開講する。EDBが関係企業から収集した資料から見ても、この種の労働者の需要は今後急増する見通しだ。企業は在学/在職訓練を受ける労働者のスポンサーを務め、コース修了者の雇用も引き受ける。当初は50~80人の訓練が計画されている。IT技術者に関しては、コンピューター・アニメーション領域が注目されているが、詳細は未定。
最近政府と民間の協力の下にスタートした年輩者の再訓練計画には1500人前後の労働者の参加が見込まれ、コース修了者には認定証が授与される。同プログラムの総コストは450万Sドルと見積もられている。(ST,LZ:12/28)
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