1997-01-06 ArtNo.8917
◆<馬>E.オクシジェン、サラワク州にニトロジェン新工場建設
【クチン】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場のイースタン・オクシジェンBhd(EOB)は、サマ・ジャヤ自由貿易地区の新工場に1000万Mドルを投じ、1997年9月の完工を目処にニトロジェン製造施設を増設する。
EOBのアマル・ウィー会長及びリチャード・ウィー重役(MD)によると、ミリ工場にもより近代的で製造能力の大きいプラントを増設、アップグレードする。サラワク州における電子工業の発展に伴いニトロジェンの需要は今後急増する見通しだ。ディスク・メディア・メーカー、コマグの工場にはサマ・ジャヤの新プラントからパイプ・ラインが敷設され、ニトロジェンが供給されている。同社は最終的にサマ・ジャヤ工業団地全体をカバーするパイプライン網を設ける計画だ。昨年はコマグの他、F&Nのサラワク工場とも二酸化炭素の長期供給契約を結んだ。EOBは同社に27%出資するマレーシアン・オクシジェンBhdを通じ、世界的なガス製造会社の英国BOCグループPlcやフランスのL'Air Liquide Groupのネットワーク、先端技術、研究開発施設にアクセスできる。同社の昨年9月期の年間税引き前利益は27%増の435万Mドルで、売上も16%増加した。(NST,MBT,STAR:12/27)
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