1996-12-23 ArtNo.8872
◆<泰>大林/西松/イタルタイ、地下鉄建設に一番札
【バンコク】イタリアン・タイ・デベロプメント/大林組/西松建設から成るIONコンソーシアムは都市高速輸送局(MRTA)が募集したHuay Kwang/Bang Sue間の地下鉄11キロの建設工事に299億6500万バーツの一番札を入れた。
MRTAが20日発表したところによれば、フランスのSAEインターナショナルに率いられるユーロ・アジア・メトロ・グループの入札価格は315億7600万バーツ、サイアム/ニッポン・メトロ・コンソーシアムは324億500万バーツ、フィリップ・ホルズマンに率いられるジャーマン・サブウェイ・グループは333億1300万バーツ、ジョイン・トベンチャーBCKDは335億2600万バーツだった。
契約調印は1997年5月に予定され、落札者は2002年3月までに工事を完成させねばならない。IONコンソーシアムの入札価格は依然として、プロジェクト・マネージメント・コンサルタント(PMC)De Lu Cartherが見積もった290億バーツを上回っているが、価格はなお調整され得る。
総コスト800億バーツと見積もられる同プロジェクトでは、今後デポ、トラック・ワークス、リフト/エスカレーター、電気/機械工事に関わる契約が発注される。(BD:12/21)
|