1996-12-23 ArtNo.8868
◆<馬>ゲイツ会長のMSC顧問応諾でMRCB株値上がり
【クアラルンプル】マイクロソフトのビル・ゲイツ会長がマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)プロジェクトの顧問就任を引き受けたとのマハティール首相の談話を受けて20日、マレーシアン・リソーシズ・コーポレーションBhd(MRCB)株が値上がりした。
マハティール首相は19日のインフォテック・マレーシア96の開幕式の席上また、米国、日本、カナダを中心とした外国大手情報技術(IT)企業約30社がMSCへの進出を計画していると語った。アナリストらは一部の外国企業はマレーシア市場に不慣れなため、少なからぬ外国企業が地元企業と合弁を組むものと予想している。
こうした中でマイクロソフトとの合弁を巡り、一部の銘柄は3段跳びの値上がりを見た。しかしマイクロソフト・マレーシアのベネディクト・リー重役(GM)は、マイクロソフトがクアラルンプル証取(KLSE)上場企業の権益を買収する可能性を否定、また短期的にKLSEに上場する計画もないと語った。(LZ:12/21)
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