【シンガポール】広東省政府傘下の広東国際信託投資集団(Guangtong International Trust and Investment Corporation:Gitic)の完全出資子会社広東国際信託投資深セン公司(Guangtong International Trust and Investment Corporation Shenzhen Company:Gitics)が3年前にシンガポールに設立した広東国際信託投資深セン・シンガポール(Ginticss)は来年以降Ginticの海外事業本部の役割を担う。
Ginticsの李驥(Li Ji)重訳(MD)が19日語ったところによると、Giticは来年日本と米国に子会社を設立するが、Giticssは持ち株会社として、親会社とともにこれら日米子会社に出資、香港の姉妹会社と相まって海外事業を統轄する。
Ginticの総資産は23億7400万米ドル、深セン市政府が直接指揮するGiticsの資産は1億7000万米ドルで、Giticsの運転資金は3億人民元。Giticsは傘下に子会社6社と関係会社20社を擁する。
Ginticsはこの日シンガポールで、2000万米ドルのシンジケート・ローン契約を結んだ。同資金は中国特別経済区における深セン市笋崗ウェアハウス・パーク事業およびB型肝炎ワクチン製造事業に投じられる。Giticsは今後シンガポールで更に多くのシンジケート・ローンを取り入れる計画と言う。(BT,LZ:12/20)