1996-12-20 ArtNo.8842
◆<馬>ライオン、プルワジャ権益買収に依然関心
【クアラルンプル】ライオン・グループは条件さえ魅力的なら政府からオファーされたプルワジャ・スチールの30%のシェアを引き受ける用意が有る。
ライオン・グループのウィリアム・チェン会長はライオン・コーポレーションBhdの年次会議後以上の考えを語った。それによると、ライオン・グループは依然として政府と交渉を続けており、民営化の条件さえ魅力的なら政府のオファーを受け容れる。プルワジャとライオン・グループには関連する領域が多く、価格は低調だが、鉄鋼需要は高い。今月末に完成する見通しの民営化計画の最終案を見た上で決定を下す。
プルワジャの暫定救済計画に加わらなかったのは、民営化のコストとパートナーの態度に不満を抱いたためで、救済計画の条件も決まらぬ内に2億1200万Mドルをプルワジャに注入するよう求められたことが直接の原因。この種の大型企業の救済では減価償却と金利コストが最大の問題になるが、民営化の価格設定がハイレベルなら、これらのコストも高くならざるを得ないと言う。(NST,STAR,ST,BT:12/19)
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