SEAnews 1996-12-20 ArtNo.8837

【シンガポール】都市再開発局(URA)は18日、3つの大型区画と26の小区画から成る今年最後の宅地入札を募集した。合計7.2ｈａのこれらの区画には約825～890ユニットの住宅が開発でき、これにより6000ユニット分の宅地を今年放出すると言う政府の目標は達成される。
大型区画の内、Bedok Reservoir Roadに面したBedok Lakeview(2.74ha)には最大床面積5万7635平米のコンドミニアムの建設が可能で、貯水池の眺望とタンピニース・ニュー・タウンに隣接した立地条件が同地の魅力とされる。アナリストらは建設可能床面積1平方フィート当たり230～250Ｓドルの落札価格を予想している。
Bishan Street 21のBishan Peak(1.27ha)には最大床面積2万6732平米のコンドミニアムを建設できる。同区画は地下鉄ビシャン駅／ビシャン・ニュータウン／ジャンクション8に近く、アナリストは大型区画の中では最も魅力的としている。予想落札価格は同上330～350Ｓドル。
地下鉄アルジュニド駅／ゲイラン・ロード商業地区／パヤルバル・サブ・リージョナル・センターに隣接したGeylang East Ave 1のSims Park(1.1ha)の予想落札価格は同上200～220Ｓドル。
ジュロン・チュアンとジャラン・ニラ沿道の26の小区画中13区画は来年2月26日に競売にかけられ、残りは入札に付される。入札締め切りは3月6日。(ST,BT,LZ:12/19)