1996-12-20 ArtNo.8832
◆<星>スイス企業、EDBと合弁でイソフタル酸製造
【シンガポール】スイス企業Lonzaは経済開発局(EDB)と合弁でサクラ島に1億2500万米ドルを投じ、純粋イソフタル酸(IPA)の製造施設を建設する。
エーシアン・ケミカル・ニュースによれば、来年初の着工、1998年の稼働が予定されている。EDBは10億Sドルのクラスター・デベロプメント・ファンドを通じて出資する。ポリエステル繊維、コーティング、ある種のエンジニアリング・プラスチックに使用されるIPAの需要は2000年まで年率7%の成長が見込まれている。サクラ島プロジェクトはLonzaのアジアにおける第2の製造事業で、これ以前には中国におけるビタミン剤ナイアシンの製造に4000万米ドルを投じている。Lonzaの親会社Alusuisse-Lonzaの昨年の営業額は75億スイス・フラン(S$79億)。(BT:12/19)
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