1996-12-19 ArtNo.8824
◆<馬>スムルワン、メガシティー事業のパートナー物色
【クアラルンプル】不動産開発/製造/金融サービスを中核とする持ち株会社Sumurwang Groupは17日、スラゴール州シャー・アラムにおける20億Mドル・メガシティー事業の全容を明らかにした。
Sumurcityと名付けられた同プロジェクトではフットボール場40面を収められる29haの土地に、92万9000平米の床面積が創出される。米国拠点のCarter Vail and Partnersがマスター・プラナーを務め、2002年の完成を目処にオフィス・タワー18棟の他、シェルター付き歩道やトンネンルでリンクされた高さ46mのメガコンプレックスが建設される。コンプレックスにはショッピング・モール、テーマ・パーク、ホテル、レストランが設けられる。
開発主体のSumurcity Sdn Bhdはクアラルンプル証取(KLSE)上場企業3社から合弁提案を受けたが、いずれもまだ初歩的な協議段階で、外国パートナーとの提携も検討している。投資収益率は25~35%と見積もられ、第1期工事は1998年の英連邦競技会の開幕までに完成される予定だ。(STAR,ST:12/18)
|