SEAnews 1996-12-19 ArtNo.8820

【シンガポール】政府系不動産開発会社ピデムコ・ランドは優良住宅地ウォルシュ／スティーブン・ロード・サイトにおける82ユニットを手始めに豪華コンドミナイアムの開発に乗り出す。
ピデムコ・ランドのマーチン・タン副社長(住宅開発担当)によると、10万9354平方フィートの当該用地は過去2年間に1億1600万Ｓドルで手に入れたもので、各1180－2450平方フィートの2、3、4ベッド・ルームのアパート及び5000平方フィートのペント・ハウス2ユニットから成る10階建てコンドミニアム2棟を建設、1平方フィート当たり1700－2200Ｓドルで販売する。工事は来年中に着手される。
同社はまたナッシム・ヒルの8万700平方フィートの土地に各1200平方フィート、50－80ユニットの4階建てコンドミニアムの建設を予定している。同地の残余リース期限は75年のため、来年初に99年に延長を申請、順調なら1998年に着工できる。
この他、タングリン・ロードに近いセント・マーチンズ・ドライブの3区画、合計5万3200平方フィートの土地の開発も1998年に着手する予定だ。
これにより同社はエグゼクティブ・コンドミニアムから豪華コンドミニアムに至るフルレーンジの住宅開発を手がける国際プレーヤーになることができると言う。(BT:12/18)