1995-03-16 ArtNo.882
◆<馬>竹中/佐藤/三井等、新首都空港国内線ターミナル受注
【クアラルンプル】ユナイテッド・エンジニアーズ・マレーシアBhd(UEM)/ホハップ・コンストラクションBhd/竹中工務店/佐藤工業/三井物産から成るコンソーシアムがスパンに開発中のクアラルンプル国際空港(KLIA)第2ターミナルの建設契約を5億5600万Mドルで受注した。
同契約は44億米ドルの新空港建設事業(55プロジェクト)の中では2番目の大型契約で、国内便(シンガポール便を含む)用のサテライト・ターミナルの設計/施工に加え、空調施設、電気工事、エレベーター等の施設の据えつけが含まれる。今月末の着工と97年9月の完成が予定されている。コンソーシアム中の地場2企業は、与党UMNO(統一マレー国民組織)と緊密な人脈を有するハリム・サアッド氏のレノン・グループに属する。これ以前にはプルナス・プレシジョン・エンジニアリング&コンストラクションSdn Bhd/大成/鹿島/清水/間チームがメインターミナルの建設契約を17億4000万Mドルで受注している。(ST:3/15)
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