1996-12-19 ArtNo.8818
◆<星>ダウ、第3/第4石化コンプレックスの建設検討
【シンガポール】ダウ・ケミカル・カンパニーはアジア大平洋地域における70億米ドル石化事業の一環としてシンガポールにおける第3、第4石化コンプレックスの建設可能性を検討している。
ウィリアム・スタブロパロズ社長兼CEOが17日明らかにしたところによれば、シンガポールにおける新たな石化コンプレックスの建設は経済開発局(EDB)が期待を寄せており、目下モービルとエクソンがそれぞれ事業化調査を進めている。ダウ・ケミカルはまたタイ、インドネシア、シンガポールのいずれかにデリバティブ(誘導体)コンプレックスの建設を検討している。
シンガポールは同社にとって香港、東京、シドニーに次ぐアジア大平洋地域の第4のビジネス/アドミニストレーション・センターで、今後ASEAN及びアジア全域のポリエチレン、炭化水素ビジネスをマネージすることになる。このため同社はシンガポールにおけるオフィスを拡張している。(ST,BT,LZ:12/18)
|