1996-12-18 ArtNo.8810
◆<馬>自動車会社3社、中小産業開発公社とクラスター計画覚書
【クアラルンプル】プルサハアン・オートモビル・クドゥアSdn Bhd(プロドゥア)/オート・パーツ・マニュファクチュアリングCo Sdn Bhd/ワゴン・エンジニアリングSdn Bhdの3社は16日、中小産業開発公社(SMIDEC)と、インダストリアル・リンケージ・プログラム(ILP)下の協力覚書を交換した。
調印式に立ち会ったラフィダ通産相によると、第2工業マスター・プラン(IMP2)に盛り込まれたILPは自動車製造会社、部品納入業者、訓練機関、研究開発機関、金融機関をリンクした産業クラスターの組織を目指している。今後電子業界、海事業界、エンジニアリング業界等にも同様のクラスターの組織が奨励されると言う。この日はSMIDECとマレーシア理科大(ユニバーシティー・テクノロジー・マレーシア)及び金融機関3行--マラヤン・バンキングBhd/アラブ・マレーシアン・ファイナンスBhd/バンク・オブ・コマース(M)Bhdの間の関係覚書も調印された。自動車部品/アクセサリー業界の生産高は1990年の4億2000万Mドルから95年の12億Mドルに3倍に拡大したが、昨年の自動車CKDキット/部品の輸入額は、54億2000万Mドルと前年比34.3%増加した。現在国産車部品は価格ベースでは50%が国内で調達されているに過ぎない。(MBT,STAR:12/17)
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