1996-12-17 ArtNo.8795
◆<馬>中小企業に10年の免税優待:通産相
【クアラルンプル】マレーシア中小産業開発公社(SMIDEC)は、中小産業にパイオニア・ステータス下に認められている10年間の免税優待を適応するための、ガイドラインを立案している。
ラフィダ通産相が先週土曜に催されたSMIDEC及びそのホーム・ページの御披露目式の席上語ったところによれば、SMIDECは1997年度予算案に盛り込まれた新措置に基づき奨励対象となる中小産業のリストを作成している。ガイドラインが完成次第、申請の受付を開始する。新支援制度は中小企業、取り分けブミプトラ企業に、より柔軟な支援を提供、中小企業の資金源の拡大を図る。国際水準を備えた中小企業には10年間の免税優待が適応されるが、SMIDECは目下「国際水準」の定義を行っている。
SMIDECの主要任務はより効率的な支援産業及び補助産業を育成し、国内経済の産業連関を補強することにある。また第2次工業マスター・プラン(IMP)の目標達成のため、中小企業が先端技術を採用するのを支援する。中小企業は払い込み資本の53%をオーナー自身のファンドで賄い、44%をその他の資金源に依存している。また中小企業の僅か6%が銀行借り入れを導入しており、銀行界はさらに積極的に中小企業への融資を行う必要があると言う。(NST,MBT,LZ:12/16)
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