1996-12-17 ArtNo.8792
◆<馬>ACP子会社、独ケーブル工法専門会社と提携
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)上場のACPインダストリーズBhd子会社、ACPIエンジニアリングSdn Bhd(ACPIE)は、ドイツ企業Pfeifer Seil-Und Hebetechnik GMBH & Co(PSUH)と向こう数ヶ月間に60:40の出資率で合弁会社を設立、ケーブル・テクノロジーを応用した建設契約の獲得を目指す。
ACPIEのモハド・アドナン・タヒル重役(GM)が先週土曜催されたPSUHとの関係契約調印式後語ったところによると、Pfeiferが受注したブキ・ジャリルのスタジアムはケーブル技術により柱を使用せぬ世界最大のスタジアムになるため、完成すれば、ACPIEがこの種の建築工事を手がける技術を有することを誰もが理解できるようになる。
この日の契約はASEAN地域におけるケーブル支持構造物のマーケッティング/エンジニアリング/建設に関わる技術協力を取り決めたもので、ACPIEは合弁会社の設立に先だってスタッフをドイツに派遣し、関係訓練に参加させる。PSUH幹部によると、この種の技術を有する企業は世界的にも5社を数えるのみで、同技術は橋梁や航空機格納庫等に応用できると言う。ACPIEはまたPSUHとも親密な関係を有するメンブレイン・ルーフ専門会社Koch Hightexと近く同様の協力契約を結ぶ予定だ。(STAR:12/16)
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