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1996-12-17 ArtNo.8788
◆＜星＞総選挙後、閣僚を長とする自治体を組織：首相／上級相
【シンガポール】ゴー・チョクト首相とリー・クアンユー上級相は15日、総選挙が間近に迫ったことを暗示するとともに、選挙後に集団選挙区(GRC)と周辺の1人区を統合、それぞれ1閣僚に率いられる自治体を組織する計画を明らかにした。
リー氏によると、ＧＲＣ(与野党が複数の候補者を立て、チームで当落を競う選挙区)の有権者が閣僚に率いられる与党候補者チームを選ぶなら、その意見をこれらの閣僚を通じて政府の施策に反映させることができ、こうした特典は1人区では望めない。しかしこれらの1人区でも与党が勝利すれば、ＧＲＣと周辺の1人区を統合、単一のタウン・カウンシル及びコミュニティー・デベロプメント・カウンシルを設け、より広域をカバーした自治を実現できる。このため有権者がその票を弄ぶのは、自身の家庭や住宅を形にギャンブルをするようなものと言う。
この日、野党シンガポール民主党(SDP)の地盤イーシュンをれたゴー首相は「ほぼ総選挙の機が熟したように感じるが、来週ホーガン(野党WPの地盤)を訪問した際、最終回答を出すことができるだろう」と語った。(ST,BT,LZ:12/16)
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