1996-12-16 ArtNo.8780
◆<馬>日揮、5月にM$10億シェル残油分解装置着工
【クアラルンプル】日揮は来年5月ヌグリ・スンビラン州南西部のシェルの既存製油所に隣接して総工費10億Mドルの残油接触分解装置を建設する工事に着手する。
シェルのムガ・ザハルディン・ノール会長が12日明らかにしたところによれば、1999年半ばに工事が完成すると、精製能力は日量15万バレルに50%アップする。シェルは今年8月に日揮とその子会社JGC(M)Sdn Bhdに同工事を発注した。分解装置は残油からガソリン、LPG、ディーゼル、プロピレン等の軽質、高付加価値製品を製造する。この内プロピレンは輸出、他の製品は国内市場に向けられる。投資は10年で回収できる見通しだ。(ST:12/14)
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