1996-12-16 ArtNo.8772
◆<星>西友、郊外店に期待、ウッドランズに第3店舗検討
【シンガポール】チョアチュカンに郊外第1店舗を近くオープンする西友は、ウッドランズにも郊外店の開店を計画している。
セイユー・ウィン・オン・デパートメント・ストアー(西友60%/ウィン・オン40%)のタカキ重役(MD)によると、昨年4月にオープンしたブギス・ジャンクションのフラグシップ店の今年の売上は目標額の1億300万Sドルを3%下回る1億Sドルが見込まれ、来年は1億800万Sドルと予想される。昨年12月末までの9ヶ月間に780万Sドルの純損失を計上した同店の通年の損失はそれを多少上回ったものと見られる。しかし1998年には黒字転換が見込める。
チョアチュカン地下鉄駅の隣に設けられる床面積1万6000平方フィートの新店舗は郊外店の試験台で、初年度に790万Sドルの売上を期待している。小売り市況不振の中で敢えて店舗を増設するのは、チェーン・ストアの経営をコーポレート・ポリシーとしているため。ウッドランズのコーズウェイ・ポイントに設ける新店舗のスペースはスーパーを除き、10万平方フィートを予定している。コーズウェイ・ポイントに関心は有るが、ランドロードにそのコンセプトを理解してもらう必要が有り、目下オーナーのセンターポイント・プロパティーズと交渉を進めていると言う。(ST:12/14)
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