1996-12-14 ArtNo.8764
◆<馬>IMPSA、域内の重機主要サプライヤー目指す
【クアンタン】アルゼンチン企業IMPSAが40%、HicomホールディングズBhdが25%、クンプラン・ピナンが15%、プルモダラン・ナシオナルBhdが10%、アミール・エクイティーSdn Bhdが10%出資するIMPSAマレーシアSdn Bhd(IMPSAM)は、アジアにおける水力発電設備およびクレーンの主要なサプライヤーになることを目指している。
IMPSAMのモハメッド・イザト・アミール会長が12日に催されたクアンタン港湾局とのクレーン納入契約調印式後語ったところによると、同社はルム・ナーバル・ベースに設けた既存プラントに加え、新たに水力発電用タービンとジェネレーターの製造施設を建設する計画だ。同社はアルゼンチンの親会社やウェスチング・ハウス等とコンソーシアムを組んで中国の山峡ダム事業にタービンと発電機を納入する入札に参加する。同入札は今月18日に締め切られ、6ヶ月以内に結果が発表される。同社はバクン発電事業向けのハイテク設備の納入契約を既に獲得している。この他、インドネシア、ベトナム、前ソビエット連邦諸国における事業機会も狙っていると言う。(NST,TAR:12/13)
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