1996-12-13 ArtNo.8750
◆<馬>SKインターリンク、KL証取二部上場目指し大幅増資
【クアラルンプル】幅広いプラスチック部品及び電気部品の製造・流通を手がけるS.K.インターリンク・インダストリーズ(M)Sdn Bhd(SKIM)は、クアラルンプル証取(KLSE)二部上場に向け、特別配当株/株主割当の発行を通じて払込資本を現在の440万Mドルから2000万Mドル以上に拡大する。
SKIMのイブラヒム・アリ会長が11日明らかにしたところによると、既にマーチャント・バンクが上場計画の準備に当たっており、来年3月には証券委員会に正式に上場を申請する。SKIMの70%の権益は同社のタン・ヨクチン重役(MD)に率いられるタン一族が、残りの30%はイブラヒム会長が、それぞれ所有している。イブラヒム会長は上場に伴いその権益を一族企業のIbroni Sdn Bhdに移転する。
SKIMは傘下に子会社4社と関連会社3社を有し、これらを通じてワイヤー・ハーネス、電線、プリント基板、プラスチック部品、建築用アルミ押し出し成形製品、電子製品の製造・流通を手がけ、製品の一部はインドネシアや日本に輸出している。この他、多国籍企業を対象に電気・電子アプリケーションの契約製造・検査業務も提供している。
昨年度売上は3300万Mドルで、今年は5000万Mドル、来年は7000万Mドル、再来年は1億Mドルを見込んでいる。こうした目標は、既存施設の拡張と新工場4軒のオープにより達成されると言う。(NST,MBT:12/12)
|