1996-12-12 ArtNo.8732
◆<馬>ビナリアン、固定式電話にM$8億投資
【クアラルンプル】ビナリアンSdn Bhdは来年Maxis固定式電話サービスの拡張に8億Mドルを投資する。
同額は1995年の5000万Mドル、96年の4億5000万Mドルを大幅に上回る。ビナリアンのダフィーF.スワン重役(CEO)が10日催された子会社ビナ・サトコム・ネットワークSdn BHdとノーザン・テレコム・シンガポールSdn Bhdとの間で交わされたMaxis用デジタル交換機の向こう5年間にわたる納入契約後、語ったところによれば、同社はこれまでに5500回線を敷設したが、来年は9万5000~10万5000回線を追加する。同ネットワークはテレフォニー、ビデオ・コンファランス、データ転送に利用でき、当面クラン・バリー、ジョホール・バル、ペナン、イポーが対象地域とされる。
この日の契約はオープン・エンド方式でネットワークの構築が有る限度に達すれば、契約額は8000万Mドルにのぼるが、需要動向によっては、同額を下回る可能性もある。目下交換機4基を有するビナリアンは、近く3基を増設、1997年末までにさらに6基を設置する予定だ。実際の据付工事はTrisilco Folec Sdn Bhd(前社名Folec Communications (M) Sdn Bhd)が引き受ける。Trisilcoにはプロトン社の前MDモハド・ナズミ氏が60%、ピーター・ヨー同社重役(GM)が10%、シンガポールのFolec Communications (S) Pte Ltdが30%をそれぞれ出資している。(NST,MBT,STAR,ST:12/11)
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