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1996-12-09 ArtNo.8694
◆＜比＞トーメン／丸紅／韓国電力、１２００ＭＷ発電契約競う
【マニラ】トーメン、丸紅、韓国電力に率いられる3チームがフィリピンの1200ＭＷ(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)天然ガス発電所の建設契約を競うことになりそうだ。
フィリピン国営ナショナル・パワー・コープ(NPC)によれば、マニラ南方のバタンガス省に建設される発電所の入札では、Alsons Consolidated Resources Corp(ACRC)／トーメン／シンガポール・パワー・チーム、丸紅／Sithe Energies Incチーム、韓国電力がそれぞれ1番、2番、3番札を入れ、最終的にこれら3チームのいずれかに契約が発注される見通しだ。ＡＣＲＣチームは投資回収費として1キロワット時当たり5.2171米ドル、メンテナンス・フィーとして同上0.1629米ドルを提示、これに対して丸紅チームは各5.34米ドルと0.854米ドルを提示したと言う。
この他コンソリデーテッド・エレクトリック・パワー・アジアLtdと三菱商事のチーム、シーメンスと英国パワージェン・インターナショナルのチーム、Enronパワーに率いられるイリヤン・パワー・コープが、それぞれ入札した。またAboitizエクイティー・ベンチャーズはニチメンと組んで入札したが、技術的条件を満たさず失格、3600万米ドルの保証金を没収された。(ST:12/7)
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