1996-12-09 ArtNo.8682
◆<星>民間住宅、向こう半年間に5-10%値下がり
【シンガポール】市場観測筋は、民間住宅価格が向こう半年間にさらに5~10%下降すると見、この間の市場動向を左右する最大の要因は、経済動向と政府ステートメントと指摘している。
各種の兆候はいずれも1997年の市況が引き続き軟化傾向を辿ることを示しているが、平方フィート当たり600~650Sドル前後のアパートと99年地権の土地付き住宅の軟化が最も顕著になりそうだ。前者は平方フィート当たり400~450Sドルのエグゼクティブ・コンドミニアムとの競争に晒され、後者は供給過剰に直面する見通しだ。来年は1300ユニットの土地付き住宅が市場に供給され、これは今年通年の300ユニット前後の供給量を大幅に上回っている。(BT:12/7)
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