1996-12-07 ArtNo.8674
◆<馬>首相、コンテナ処理の電算化督励
【ロッテルダム】マハティール首相は5日、マレーシア国内の港湾がコンピューター化されたコンテナ処理施設を導入する可能性を研究するよう督励した。
ロッテルダム港を5日視察した首相によれば、同港に導入されている技術はハイ効率で、コンテナ処理上の欠陥はほとんど認められない。コンテナ処理は全面的に自動化され、コンピューター管理されている。ロッテルダム港は高い労働コストから、この種のシステムを導入したものと見られるが、マレーシアの港湾にも応用し得る。マレーシアが外人労働者への依存を軽減しようと思うなら、何らかの方式により代替する必要があるが、電算化はその1つと言う。首相に随行したアリ・ラスタム副運輸相によると、ロッテルダムのシステムのコストは5億米ドルとされ、極めて高額だが、首相は長期的にはコスト削減に寄与するはずと指摘したと言う。(MBT,NST,STAR:12/6)
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