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1996-12-07 ArtNo.8671
◆＜馬＞アーネスト＆ヤング、ＭＳＣにテクノ・センター開設
【クアラルンプル】国際会計会社アーネスト＆ヤング(E&Y)は多国籍企業の先頭を切って来年第1四半期にマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)に地域テクノロジー・センター(RTC)を開設する。
Ｅ＆ＹインターナショナルのマイケルＡ.ヘンニング会長が5日明らかにしたところによると、ＲＴＣはインターネット、イントラネット、エクストラネットを通じて企業に最先端の技術情報を提供する。顧客は居ながらにしてＥ＆Ｙが世界各地に設けたセンターのリソースから技術／プロセス／デザイン／実行に関わる最善の方式を選択でき、またイメージ、エレクトロニク・コマース、マルチメディア・コミュニケーション、電子出版等の最先端の技術も利用できる。当該センターはスラゴール州Ｂａｎｇｉに設けられる予定で、コストは約100万米ドル。同社は米国／欧州の関係人材をマレーシアに移転させる。完備したインフラと低い生活コストがクアラルンプルに地域センターを設ける方針を決めた主因と言う。
一方、Ｅ＆Ｙの96年9月期年商は13％増の78億米ドルに達したが、アジア大平洋地域に新設したグローバル・クライアント・コンサルティング(GCC)ユニットの貢献で域内売上は1億米ドルほど拡大する見通しだ。現在アジア大平洋地域は同社営業額の12％で、欧州／北米が各44％を占めているが、同社は向こう数年間に域内売上の比率を24％に倍増させる計画だ。同社はマレーシアには早くも1909年に進出を果たしている。(MBT,STAR:12/6)
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