1996-12-07 ArtNo.8666
◆<星>東南アジア最大のメガ展示場をチャンギに建設
【シンガポール】東南アジア最大の規模を誇る展示場(メガ・エキシビション・センター:MEC)が、アパー・チャンギ・ロード・イーストとシーリン・アベニュー交差点の25haの土地に建設される。
ヨー・チュートン通産相が5日明らかにしたところによると、来年着工され、10万平米の屋内展示場と2万平米の屋外展示スペースが設けられる。
第1期工事では1億5000万Sドルを投じて1999年初の完成を目処に6万平米の屋内展示場と2万平米の屋外展示場の他、2000人収容の会議場や小売りスペース、駐車施設が建設される。土地コストは目下関係政府機関と協議中。オーストラリアのCox Richardson Raynerがコンサルタント兼デザイナーを務める。政府が当面所有し、民間に運営を委ねるが、その後オーナーシップに再検討を加える。残りの4万平米の展示場をいつ建設するかは需要動向を見て決める。
現在サンテク・シティー/ワールド・トレード・センター(WTC)/IMMビルにより6万8500平米の展示スペースが供給されているが、1998年には地下鉄東北路線の工事でWTCのホール1とホール2が取り壊される。これにより国内展示スペースは1万平米縮小、新たな展示場が必要となる。MECの建設によりシンガポールの国際展示センターとしての地位が向上するため、既存の展示場も恩恵を受けるはずと言う。(ST,BT,LZ:12/6)
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