【シンガポール】インドネシアのプリバディ一族が最近支配権益を握ったシンガポール証取(SES)上場の建設/不動産企業、Econインターナショナルは、インドネシアにおける炭坑開発に乗り出した。
Econが4日発表したところによると、同社はインドネシア企業PT Multi Tambangjaya UTA(MTU)の増資後の49%権益に相当する新株147万株を、1株1000ルピア(総額約S$90万)で買収することに条件付きで同意した。MTUは中央カリマンタンの10万haの鉱区における石炭採掘を原則的に認められ、目下30年間の炭坑経営免許を申請している。MTUには、他にアンドリ・プリバディ、ウィルソン・プリバディ、デディ・クスマの諸氏が出資している。Econはまた東カリマンタンの7万haの鉱区における炭坑開発権を有するPTシナル・ブヌア・プリマの40%権益を、17万1000Sドル相当で購入する交渉も進めていると言う。(BT:12/5)