1996-12-06 ArtNo.8657
◆<馬>DRB-Hicom、M$800万投じ専用VAN構築
【クアラルンプル】DRB-Hicomグループは社内需要に応じる情報技術(IT)ハイウェイの第2段階の工事に着手した。
第2段階では約800万Mドルが投じられATM(非同期転送モード)スイッチ技術を用いた専用付加価値通信網(VAPN)が構築され、通信速度は当初の毎秒128MB(メガビット)から最終的に2GB(ギガビット)までアップグレードされる。
プロジェクトを進める同グループIT部門、Ramgate System Sdn Bhdのアヌアル・イブラヒム重役(GM)によれば、第2段階ではITハイウェイのキー・エレメントになるマルチ・サービスATMスイッチとアクセス・ノッドが半島マレーシアの11カ所に設けられる。第2期工事は来年3月乃至4月に完成する。
ATMスイッチはタイム・テレコム及びテレコム・マレーシアの光ファイバー網によりリンクされる。VAPNスイッチはATMを用いた多様なサービスを可能にする。またアクセス・ノッドはPABX(構内交換装置)、イーザーネット、トークン・リング、SNA(スタンダード・ネットワーク・アーキテクチャー)等の既存サービスを直接ATM幹線網にリンクする。
第1期工事では通信速度毎秒64KB(キロビット)のルーター・ベースのネットワークが設けられたが、第2期工事ではそのアップグレードと拡張が図られているという。(コンピュタイムズ:12/5)
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