1996-12-05 ArtNo.8647
◆<馬>副首相、MMCのバクン・ダム事業からの撤退確認
【クアラルンプル】アンワル副首相兼蔵相は3日、マレーシア・マイニング・コープBhd(MMC)がバクン・ハイドローリク・コープ(BHC)への5%の出資を見合わせ、政府投資会社のカザナ・ホールディングズBhdが代わって同シェアを保持していることを確認した。
同相によると、MMCはBHCに対するより大きな発言権を求めたが、受け容れられなかったため、投資を見合わせた。カザナがBHCの5%のシェアを長期的に保持し続けるか否かは状況次第で、如何なる者も、同シェアの買い取りをカザナに提案できる。しかし今のところこの種の交渉はまだ行われていないと言う。
一方、Ekran Bhdは、BHCの新株15億株を1株2Mドルで公開する方針を明らかにした。Ekranが月曜発表した年次報告書によると、3億7500万株(25%)を国内投資家に、1億5000万株(10%)を外国投資家にオファーする。またEkran自身は4億8000万株(32%)、サラワク州政府とサラワク電力公社が4億2000万株、被雇用者積立基金(EPF)/トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)/MMCに代わる政府指定の投資家が各7500万株(5%)の配分を受ける。(NST,MBT,STAR,ST,BT,LZ:12/4)
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