1996-12-05 ArtNo.8636
◆<星>ケッペル/SPH/C&Wも第2電話ライセンスに入札
【シンガポール】政府系複合企業ケッペル・グループと英国企業ケーブル&ワイヤレス(C&W)は3日、それぞれシンガポールの第2電話ライセンス入札に参加する意向を表明した。
ケッペルのシム・キーブン会長は、3日催された第2セル式電話及びページング会社モービルワンの創業式典の席上、政府が基礎電話事業ライセンスの入札を募集した際には、応札する考えを明らかにするとともに、モービルワンにおけるように、シンガポール・プレス・ホールディングズ(SPH)と手を組む可能性を示唆した。しかし、外国パートナーに関しては未定。モービルワンにはケッペルとSPHが各35%、C&Wと香港テレコムが各15%出資している。
一方、C&Wのリチャード・ゴスウェル重役(東南アジア/大平洋地区担当CEO)も席上、同社が新たなパートナーもしくはモービルワンの既存パートナーと手を組み関係入札に参加する意向を表明した。シンガポール政府は、シンガポール・テレコムの市場独占の期限を2007年から2000年に短縮、最大2件のフル電信ライセンスを新たに発行する方針を5月に発表している。(ST,BT,LZ:12/4)
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