【ペナン】半導体チップ製造業界向けダイナミック・テスト・ハンドラーの製造を手がけるAdventest-ENG (M) Sdn Bhd(AEM)は、向こう5年間に年商6000万Mドルの達成を目指している。
アドバンテストと地元精密機械部品製造業者Eng Teknologi Holdings Bhdが65:35の出資率で設立した払込資本1250万MドルのAEMは2日、コー・ツークン首席大臣の臨席を得、ペナン工場の開所式を催した。
AEMのリック・ツリシマ重役(MD)によると、アドバンテストはテスト・ハンドラー世界市場の23.7%のシェアを握っており、マレーシアにおける合弁事業は新製品の総合化に寄与する。また本社の大浦社長によると、同社のアジア売上は過去1年間に72%の成長を見たと言う。エン・テクノロジー専務(MD)も務めるAEMのアルフレッド・テー社長は、合弁事業はペナン州政府のハイテク産業振興政策に呼応したものと語った。(MBT:12/3)