SEAnews 1996-12-03 ArtNo.8611

【ホーチミン】マキセ・ヒデオ氏、オータ・ヒデユキ氏父子とマレーシア人ビジネスマン、アラン・オン氏が中心になってホーチミン市南東125キロのブンタウ省に6億2700万米ドルを投じ深水港ブンタウ・インターナショナル・ポートを開発するプロジェクトの主体Tredia Resourcee Pte Ltd(TRPL)が、インフラ・プロジェクト企業(IPC)としてクアラルンプル証取(KLSE)に上場される見通しだ。
アラン・オン専務(MD)によると、クアラルンプル証取(KLSE)上場企業マレーシアン・マイニング・コープBhd(MMC)子会社のＭＭＣポーツSdn Bhd及び台湾のエバーグリーン・インターナショナルＳＡの参加も得、目下技術調査が進められいる。第1期工事には1億8700万米ドルが投じられ、1999年第3四半期の完成が目指される。ＴＲＰＬは台北証取やシンガポール証取(SES)への上場にはそれほど関心がなく、またマレーシア政府がＭＭＣを通じて間接的に投資家に保証を提供していることから、ＫＬＳＥ上場の可能性が最も大きいと言う。(MBT:12/2,SEAnews:95/3/28参照)