1995-03-14 ArtNo.860
◆<柬>ロイヤル・エア・カンボジ、半年で黒字転換目指す
【プノンペン】誕生2カ月のロイヤル・エア・カンボジ(RAC)は手持ち航空機を拡大すると同時に、向こう6カ月間に黒字転換を図る。
RACのアミン・カーン営業担当主任(COO)によると、同社は目下マレーシア航空(MAS)から借り入れたボーイング737型機1機、フランス製定員66人のATR72型機2機(リース)、ソ連製定員48人のAN24型機2機を有するが、来月にはB737をもう1機リースする予定で、また国内運航用に44~46人乗りのATR42及びサアブ、22人乗りのツインオタ等のリース交渉を進めている。今月から香港に週2便の運航を開始する他、B737を追加導入後中国本土への乗り入れも図る。またクアラルンプル及びシンガポールへの便も現在の週2便から3便に、バンコク乗り入れ便は現在の週10便から14便に、それぞれ拡大、国内6都市間の運航も徐々に拡大される。内部再編も進められており、カンプチア・エアラインズから引き継いだ500人の従業員の内200人は、A24とともにカンボジア空軍に返還すると言う。(ST:3/13)
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