1996-12-02 ArtNo.8598
◆<馬>ペナンネット、明年1月より本格サービス
【ペナン】マハティール首相は金曜(11/29)ビデオ・コンファランスを通じてペナン州議会講堂に参集したコー・ツークン首席大臣を初めとするペナン州各界の代表と対面、ペナンネットのお披露目式を主宰した。
同システムの開発業者、ペナン・ネットワーク・サービシズSdn Bjd(PNS)のレイモンド・チェン重役(CEO)によると、ペナンネットはデータ、音声、イメージを当初毎秒155メガ・ビットで転送するが、最終的に毎秒2ギガバイトの転送速度が実現される。実際のサービスは来年1月にスタートする。同社はペナン島からスブラン・プライ、そしてクダ州クリムまで全長159キロの光ファイバー・ケーブルも敷設する。コー首席大臣によれば、州政府は1998年に政府各部門のオンライン・リンクを実現、1999-2000年にエレクトロニク・ガバメント計画を実行に移す。このため州政府は1997年度に210万Mドルの予算を組んでいる。ペナンネットのサービス範囲は当面ペナン島に限られるが、その後クダ、プルリス、ペラの各州にまで拡大される。払い込み資本500万MドルのPNSにはTHBアジア・コネクトSdn Bhdとパブリック・パッケージズ・ホールディングズBhdが合計51%、ペナン開発公社(PDC)が44%、ビナ・サト・コム・ネットワークSdn Bhdが5%出資しているが、ペナン州政府はPDCの持ち株を他の電気通信事業会社に譲る用意がある。(NST,MBT,STAR:11/30)
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