1996-11-29 ArtNo.8571
◆<馬>マグナ・プリーマ、プトラジャヤ建設契約に照準
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指す土木工事/砕石/不動産開発会社Magna Prima Bhd(MPB)は、新行政都市プトラジャヤ開発に関わる土木工事パッケージの獲得等、より多くのメガ・プロジェクトを手がけ、収益ベースの拡大を図る。
MPBのアブドル・ガニ・ユソフ会長が27日催された公募引受契約調印式後語ったところによれば、18件、総額9億Mドルの手持ちプロジェクトには、軽便鉄道(LRT)工事、ブキ・ジャイルのコンド/ショッピング・コンプレックスの建設、クポン・シティー・センターの開発が含まれる。クアラルンプル市当局と合弁で進めるクポン・シティー・センターの開発では、向こう5年間に5億7000万Mドルの売上が見込まれる。
10基の移動砕石プラントに2500万Mドルを投資する同社は、ハイテク技術や設備を擁せぬオーナーに代わって採石場の経営を引き受けている。
MPBは額面1Mドルの新株255万株と譲渡株260万株、合計515万株を1株2.50Mドルで来年初に公開する。内81万9000株は従業員及び取締役のために留保され、残りの433万1000株が公募される。96年6月期半期の売上は6822万Mドル、税引き前利益は649万Mドルだった。(NST,STAR:11/28)
|