SEAnews 1996-11-29 ArtNo.8570

【クアラルンプル】製造業ソルーション・プロバイダーのフォース・シフト・コーポレーションは製造／流通拠点が拡散化する世界的な潮流にマッチしたＥＲＰ(ｴﾝﾀｰﾌﾟﾗｲｽﾞ･ﾘｿｰｽ･ﾌﾟﾗﾆﾝｸﾞ)ソフトウェア新製品“オブジェクツ・エンタープライズ”の最初のコンポーネットを来年第1四半期に発表する。
米国ミネアポリスを拠点するフォース・シフトのJim Kridel副社長兼ＭＤ(世界営業担当)が月曜語ったところによれば、オブジェクツはウィンドウズＮＴ、ウィンドウズ、ユニックス・オペレーティング・システム上で使用できるオブジェクト指向のソフトウェアで、世界各地に製造拠点や流通拠点を有する企業がインターネット、ＬＡＮ、ＷＡＮ、ダイアル・アップ・ライン、ワイアレス等を通じてシームレスなインターコネクトを構築するのに適している。
新製品は既存のマニュファクチュアリング・ソフトウェア・システム(MSS)の機能を拡張したものだが、同社は現在マレーシア国内にＭＳＳ顧客12社を有する。ＭＳＳは60カ国の2500サイト以上で使用されており、この内150社はフォーチュン500に名を連ねる米国企業で、50社はフォーチュン・グローバル250インダストリアル・カンパニーズに名を連ねている。同社は1年ほど前にペナンに事務所を設けたが、目下クラン・バリーに第2のオフィスを設ける準備を進めおり、来年は年商200万米ドルを目指すと言う。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:11/28)