1996-11-29 ArtNo.8567
◆<馬>チタン・グループ、M$30億拡張工事を日揮に発注
【クアラルンプル】チタン・グループは30億Mドルの第2次石油化学事業に伴う第2フレキシブル・ナフサ/LPG(液化石油ガス)分解装置のエンジニアリング/資材調達/建設契約を日揮とその地元子会社JGC(マレーシア)Sdn Bhdに発注した。
チタン・グループが27日発表したところによれば、新分解装置は年間エチレン33万メートル・トン(MTA)、プロピレン16万5000MTAの製造能力を有する。第2分解装置も最初のものと同様、ストーン&ウェブスター・テクノロジーに依拠したものとなる。
この他、BTX(ベンゼン/トルエン/キシレン)から芳香族に至る新領域への事業拡張、一連の副産物の付加価値アップ、補助発電装置の据付を通じた分解装置の効率アップ、さらには年産17万MTAのポリプロピレン製造施設の増設による規模の経済性実現が図られる。これにより垂直方向と水平方向の一層の事業の総合化が図れると言う。(NST:11/28)
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